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豪州の全自動コンテナターミナルの本船荷役①
メルボルン港には3つのコンテナターミナルがあり、今回我々はその1つであるVICT(Victoria International Container Terminal)が運営するコンテナターミナルを視察しました。
VICT社は全自動ターミナルを「売り」にしたターミナルであり、ガントリー(STS)クレーンを用いて行う本船荷役も「自動化」をうたっています。
しかし、本船荷役では、船上でコンテナを固定するためにコンテナの4隅に装着されるスタッキングコーンの取付・取外しが必要となります。
コンテナ船からSTSクレーンにより摘み取られたコンテナは、一旦STSクレーンの下部に設けられたプラットフォーム上に降ろされ、作業員の手によりスタッキングコーンが取外された後、エプロン上に降ろされます。
STSクレーンは、岸壁から約1キロ陸側にある管理棟のオペレーションルームから遠隔操作されています。
次回は、エプロンに降ろされた後、コンテナがどのように荷役されるのか報告致します。
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