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2025年6月12日
欧州先端ターミナル視察調査⑤ ハンブルク港Container Terminal Altenwender(CTA)
CTAは2002年にハンブルク港にて供用を開始し、高度な自動化とコンパクトなレイアウトが特徴となっています。
CTA位置図

CTAレイアウト

CTAは全長1,400メートルの直線型の連続バースに14基のSTSが設置されています。当初の設置から20年以上経過し老朽化が進んでいることに加え、船舶の大型化や労働環境の改善等への対応を図るため、遠隔操作が可能なSTSへの入れ替えを順次進めています。
設置工事中の3基のSTSクレーン

陸側荷役は、各ヤードブロックに設けられた6つの荷役レーンにトレーラを後進駐車させ行われます。トレーラのシャーシ上のコンテナの摘み取りと積み付けの瞬間のみ遠隔操作であり、それ以外は自動化されています。
ASCによる陸側荷役の状況

CTAはヨーロッパ最大のコンテナ鉄道ターミナルを擁しています。
鉄道への積替え作業状況

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