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2025年4月30日

「CTAC Europe 2025」に参加してきました(後編)

 CTAC Europe 2025では、次のようなテーマの講演やパネルディスカッションが行われました(写真2)。今後、日本のコンテナターミナルの生産性向上や労働環境改善、グリーン化を検討する上でも、参考になる点は多いのではないでしょうか。

① デジタルツインによるターミナルオペレーションの可視化・効率化

② ターミナル運営のレジリエンス向上に向けたデジタルソリューション

③ 既存の非自動化ターミナルにおける自動化導入のアプローチ

④ 段階的なアプローチによる自動化の導入

⑤ 水平輸送における自動化・電動化

⑥ オペレーション最適化に向けたAIの活用


写真2 会議の模様
写真2 会議の模様

 期間中、スポンサー(図1)による展示ブースが設けられ、自動化・デジタル化に関する最新技術の紹介や情報交換が活発に行われました(写真3)。


図1 会議スポンサー
図1 会議スポンサー
 写真3 エキシビジョンの模様
 写真3 エキシビジョンの模様

 この会議では、ハードに関する話題よりも、AI、デジタルツイン、5G、データ統合・解析・抽出といったデジタル技術に関する話題が多くを占めていました。


 コンテナターミナルにおいても、こうしたデジタル技術を組み合わせたソフトウェアの開発競争が一層熾烈になっていることを改めて実感させられました。

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